入門の中国語│ 単語の学習法
単語を覚えるのは語学の基本です
単語を覚えるのは、大事なことの一つです。
よく、「単語は学んでいくうちに自然に覚える方がいい」という事を言う人がいます。
確かに、何年も掛けて高いレベルを目指そうという心意気がある人はそれでも良いでしょう。
でも、手っ取り早く身につけたいと思っている人にはその方法は向いていないような気がします。
例えば、ある程度の旅行会話を身につけるためだったら、関連する単語は先に覚えておく方が効果的でしょう。
一般的な教科書に出てくる単語を順に覚えていくよりはるかに役に立つと思います。
もちろん、基本になる能願動詞(助動詞)・介詞・基本的な動詞など教科書の例文などを覚えるなどしてしっかり身につける必要があると思います。
しかし、それ以外の単語に関しては、最初に単語の意味を覚え徐々に使い方を身につけていくという方が、手っ取り早いのではないかと思います。
教科書(あるいは基礎的な文法書)に出てくる単語を覚えよう
基礎的な単語は、いつでも使われる可能性があります。
このような単語は、教科書の例文などと一緒に覚え、自分でも使えるようにすることが大切です。
最初のうちは、教科書に出てくる基本単語を覚えることに時間を使いましょう。
単語帳などを使って覚える
基本単語をある程度覚えたら、単語帳などに出てくる単語を覚えていきましょう。
中国語を使う目的がはっきりしている人は、ある分野を優先的に覚えていくのが有効かもしれません。
例えば、中国を一人旅行するのが目的なら、旅行のための単語帳を買ってきて、その単語を覚えるのが良いでしょう。
あるいは、旅行のための会話集から、覚えておきたい単語を選んで覚えて言ってもいいと思います。
日本語と同じ単語を覚えよう
日本語として、既にある単語を覚えるのも手っ取り早い方法の一つです。
例えば、運動とか選手といった語は中国語でも同様に使います。
このような単語は発音を覚えていくだけでいいので、比較的簡単に覚えられます。
注意しなければいけないのは、日中で同じ単語でも意味が違うものがあることです。
例えば、「愛人」は中国語では夫・妻という意味になります。
こういう単語は少し注意が必要でしょう。
もっとも、意味が違っていても、全く関連が無いわけではないので覚えやすいのは間違いないです。
本を読みながら覚えていこう
ある程度、単語を覚えたらたくさん本を読むことで定着させましょう。
単語とその意味を覚えただけでは、なかなか自由に使うことができません。
それだけでは、文中でどのように使われるかまではよくわからないですよね。
そこで、本を読んで、覚えた単語が実際の中国語の文章の中ではどのように使われているのかを確認するのです。
また、読書の中で頻繁に学んだ単語に出会うことで、覚えた単語を定着させる効果もあります。