入門の中国語│リスニング学習法
入門ではリスニングとか関係ないんですけどね
聞き取りと言うのは、ある程度学習が進んでから必要になってくるものです。
学習の最初の段階では、聞き取ると言うより本を見ながらたくさん聞くのがいいでしょう。
ピンインと音を対応させながら、中国語の音を徐々に理解していくという感じです。
ということでこのページでは、将来 聞き取りをする時に備えて、どのような学習をすればいいか考えてみたいと思います。
単語を覚えよう
単語を知らないとリスニングどころではありません。
知らない単語が多いことは、リスニングでは致命的です。
将来に備えて、できるだけたくさんの単語を覚えましょう。
英語は、日常使われる単語の8割(9割だったかな?)を基本の3,000語でカバーできると言います。
例えば、英語のネイティブが読む本や雑誌など100万語を集めると、そのうち80万語は基本の3,000語が使われるのです。
また、フランス語は日常使われる8割が基本の2,000語でカバーできるそうです。
一方、中国語の場合は、日常使われる単語の8割をカバーするためには約10,000語知らないといけないそうです。
なぜこのような違いが起きるかというと、英語やフランス語は一つの単語が複数の意味を持つ多義後が多いからだと考えられます。
何れにしても、中国語である程度のリスニングができるようになるためには、単語をたくさん覚える必要がありそうです。
正しい音を覚えよう
中国語に限らず、語学の学習で正しい発音を知ることは重要です。
正しい発音を知らないと、自分が話すときに相手に理解されにくいという問題はもちろんあります。
ただ、それだけではありません。
正しい音を知らないと、リスニングのときにも不利に働くのです。
例えば、カタカナでウォーターと覚えた人が、正しい発音でwater と発音されたのを聞いたときに理解できるでしょうか?
おそらく理解できないですよね。
中国語でも、同じことが起きるのです。
冷静に考えれば当たり前のことなのですが、正しい音を知らない人が何かを聞いても聞き取れるわけはありませんよね。
これは以外に見落とされがちなのですが、重要な点なので頭に入れておいてもいいでしょう。
発音は軽視せず、入門のときからまじめにやりましょう。
そうすると、将来大変な思いをしないで済みます。
中国語の語順を覚えよう
文法を覚えましょうと言うことなのですが、特に中国語の基本的語順を覚えましょう。
中国語特有の語順を覚えることで、次に何が話されるか予想しながら聞くことができます。
また、わからなかった部分も何を聞き逃したのか分析しやすくなります。
中国語の基本語準は、「時間・場所 → 主語 → 動詞 → 目的語」です。
まずは、この基本を覚えることから始めましょう。
覚えると言うよりは、簡単な本を読んで身につけると言う感じでしょうか。
それができたところで、目的語が前に来るケースなどを身につけていきましょう。