文化大革命の頃のお話です。
数十年前に実際にあった、中国の暗い歴史にスポットを当てています。
この映画、登場人物は中国人で舞台も中国ですが、製作はフランスとなっています。
まあ、中国共産党が製作を許可するはずも無いですしね。
時代背景を知らないで見ると、十分に楽しめないと思います。
「文化大革命」と「下放」がそれぞれどんなことなのかくらいは理解してから見た方が良いでしょう。
基本的には圧制を批判し自由を賞賛するというスタンスで作られています。
でも、お針子の最後の行動が、「自由であることは常に幸福なのか?」という疑問を投げかけます。
こういう作りはフランス映画らしいのかもしれません。
中国語の勉強云々ではなく、作品としてすばらしいので、ぜひ一度見てくださいね。
ちなみに普通話のほかに、四川語が使われています。
文化大革命の時代、下放政策によって山奥村に送られた二人の青年。
彼らは農業漬けの日々を送ることになった。
彼らが暮らす村には、文化的なものなど何も無かった。
村人は文字さえ読めないのだ。
村での生活にうんざりしていたある日、二人は隠されている本の束を発見する。
それはヨーロッパの小説だった。
最初は自分たちだけで楽しんでいた二人だが、やがて仕立て屋の美しい娘にも本を読み聞かせるようになった。
映画の原作になった小説も監督自身によって書かれたものです。
実体験にもとづいているそうです。
フランスに来てからフランス語で書いたんですって。
母国語以外で小説書くってすごいですね。
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