日中・中日辞典収録の電子辞書を使って中国語を学習するメリット
紙の辞書に比べて時間の節約になる
中国語に限らず、電子辞書は時間の節約になります。
本を読んでいる途中に意味のわからない単語があって、それを調べたとします。
単語の意味を調べるのに時間がかかってしまうと、読んでいる文章の流れが途切れてしまいますよね。
あまり時間がかかると、意味がわかって本に戻ったとき「今どんな話だったっけ?」なんて事になってしまいます。
単純に調べる時間が節約出来るだけでなく、読んでいる本の流れを中断しないで読み続けることが出来るんですね。
知らない漢字の発音を調べるのに便利
「漢字を見ただけでは発音がわからない」というのが中国語学習の大変な点の一つです。
日本でも漢字で意味はわかるのに発音だけわからないなんてときは特にもどかしい感じがしますよね。
こんなときは「漢字の辺を調べて」「画数を調べて」はじめて調べている読みを調べることが出来るわけです。
日本語の漢和辞典を引くときと同じ手順ですね。
はっきり言って、時間がかかります。
早い人でも一分程度はかかるのではないでしょうか?
最近の電子辞書は、入力パッドがついているものがあります。
手書きイメージで検索語を探すことが出来るわけです。
この機能を使えば、見たままに漢字を書き写すだけで、漢字の発音がわかります。
読み方を調べるだけなら、おそらく10秒とか20秒とかの単時間であっという間にわかります。
この時間は貴重ですよ。
音声機能があると便利
語学の学習では発音の習得が重要です。
でも、私が知る限り、多くの日本人はこの点を軽く考えているようです。
あまり、まじめにトレーニングしないんですね。
適当に発音しても通じると思ってるのでしょうか?
最近、中国語教室で中国を2年以上習っている人たちの発音を聞く機会がありました。
レベルで言ったら、中語語検定の3級には合格するレベルで、中級と呼ばれるような人たちです。
おそらく、十数人分の発音を聞いたのではないかと思います。
正直、驚きました。
多くの人がカタカナ発音なんですね。
それでも、中国人の人に通じればいいのでしょう。
私自身も、言語は通じるかどうかが最も大事だと思います。
でも、中には中国人教師が必死に聞き取ってやっとわかると言う感じの人も少なからずいたのです。
それも、3回くらい聞き返してやっとわかると言う感じです。
日本人の中国語発音を聞きなれている教師の人でさえそんな感じです。
街行く中国人にわかれってのが無理ですよね。
2年以上習って、中国人が理解できるような発音が出来ないとしたら悲劇ですよね。
さらに、今の間違った発音に慣れてしまっているので、正しい発音に矯正するのも時間がかかってしまうでしょう。
更に付け加えるなら、正しい発音がわからないと、聞き取りのレベルも上がりにくいのだとか。
聞こえた音と単語の対応が難しいのでしょうね。
このような悲劇をなくすためにも発音は注意していただきたいと思います。
そして、発音をこまめに聞くためにも音声機能の電子辞書は便利です。
特に、初級の人や発音に自身のない中級以上の人にはぜひ有効に活用してもらいたいですね。
ちなみに、具体的な機種選びには「中国語の電子辞書(日中・中日辞典)」が参考になります。
具体的な機種選びには「中国語の電子辞書(日中・中日辞典)」も参考になります。