独学でここまで出来る おすすめ中国語学習法
発音はプロに指導してもらおう
このページは独学の話なのですが、発音だけは中国語教室などで指導してもらいましょう。
最初に自己流の発音を覚えてしまうと、その後悲惨なことになってしまいます。
必要経費だと思って、そこだけはお金を使ってください。
お金を節約するために独学を選ぶ。
でも、そのために、発音矯正をするのに高額のお金がかかるなんていう笑えないことになりかねません。
まず、簡単な文法の本を一冊読んでしまおう
中国語を勉強するのが初めてという人は、簡単な文法の本を一冊よんでしまいましょう。
独学の最初に中国語の体系を理解してしまうのです。
このとき、完全に内容を理解する必要もありません。
また、文法事項を丸暗記する必要もありません。
とりあえずこの段階では、中国語の文法体系は大体こんな感じなのだと把握できればいいでしょう。
中国語にはどんな品詞があって、基本的な語順がどうなっているかをしっかりつかむのがポイントです。
これができると、後の勉強が楽になると思います。
一気に最後まで読むのが辛ければ、とりあえず真ん中あたりまででもいいでしょう。
英語ほどは細かいルールが無いので、それほど辛くないと思います。
基本文を暗唱しよう
文法書を読んだ後にするのが短文の暗唱です。
いかにも独学っぽい学習法ですよね。
暗唱してくださいと書くと嫌がられるんですよね。
「そんなのする必要がない」と強行に反対される方もいます。
でも、語学の学習で、基本的な文章を暗記してしまうことは効果的です。
暗唱をして中国語の文をたくさん覚えると、会話と作文の力が格段に高まります。
例えば、暗唱してしっかり見についている文は実際の会話の場面でも反射的に出てきます。
会話しているときには反射的にでてくるものの方が重要ですよね。
相手に何か言われたらしばらく考え込んでやっと応答する。
こんな人と話したくないでしょ。
作文も同様です。
文を作るときに、自分が覚えた文を部分的に変更することで簡単に文を作ることができます。
最初は、基礎的な教科書を使ってたくさんの文を覚えてください。
有る程度の数を覚えたあたりから、効果が実感できると思います。
ひたすら書き写そう
これも修行テイストいっぱいな感じの学習法です。
とにかく、テキストの本文を書き写します。
文章を書き写すことのメリットは、
- 普段読むときよりも集中して中国語を見ることが出来る
- 知らない漢字の読みを覚えることが出来る(発音を意識して書き写した場合)
- 基本的な感じは繰り返し書くことになるので、書ける漢字が増える
といった効果があります。
まあ、かかる時間の割りに効果が薄いといったことを言う人もいますが、やればやっただけの効果はあると思いますよ。
私自身は漢字の発音を覚える目的でコレをやりました。
暗唱練習のときに、筆写をしてもいいかもしれません。
一石二鳥ですよね。
ちなみに、書き写すと言う行為には集中力が必要なので集中力を高める効果もあるかもしれません。
中国語とは直接関係ありませんが。
いっぱい聞こう
聞き取りの力を高めるには、たくさん聞くしかありません。
ただ、これにはいくつかの前提条件がありそうです。
リスニング・トレーニングの際は、次の点に注意しておこなってみてください。
- 文法知識がしっかりしていないとたくさん聞いても効果は薄い
- 聞いて意味が全くわからないものを聞いても効果が薄い
- 同じものを繰り返し聞く方が、いろいろなものを聞くより効果的
- 聞いたものの原稿を後から確認できると効果的
聞き取り練習もやっぱり反復が聞きそうな気がします。
出来る範囲で継続して練習してください。