非常に驚きました。資産10億ドル以上の資産を持つ富豪の約半分がアメリカと中国に集中しているそうです。中国の胡潤研究院という所の調査です。
■ 資産10億ドル以上の富豪、半数が米中 中国・胡潤調べ (CNN.co.jp)
正確に書くと、10億ドル以上の資産を持つ富豪が1,453人いて、そのうち米国が401人、中国が317人ということですね。
つまり、中国には、アメリカの4分の3くらいの富豪がいるということです。
本当ならどう考えても歪
アメリカに富豪が多いのは、それほど不思議なことではありません。ダントツの世界1のGDP を誇る国ですから。一人当たりのGDP でみても、かなり高い水準にあります。
でも、それに近い水準の富豪が中国にいるというのは、かなりおかしな話です。確かに中国のGDP は世界第2位ですが、人口の多さを勘案すると、一人当たりのGDP はそれほど大きくないからです。
中国にそれだけの大富豪がいるということになれば、その人たちが一人当たりのGDP を引き上げていることになります。と言う事は、びっくりする程の貧富の差があることの裏返しとも言えるのです。
改革開放を推し進めたとは言え、中国って一応共産主義の国ですよね。もうここまでくると理念もへったくれもありません。
他人事ながら心配になるよね
これだけ貧富の差があると思うと、正直ちょっと心配になりますよね。中国と言えばこういう富裕層がいる一方で、仕事がない若年層も抱えているといいいますから。政情不安の原因になる可能性も否定できません。
今回の調査だと、中国の富裕層の多くは株長者だそうです。起業をして創業者利益を得ているということなら、まあ問題ないのでしょうか。よくわかりません。
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