個人的には外国語の独学はある程度可能だと思っています。それなりにやる気があれば、0から始めても旅行会話程度なら身に付けられるでしょう。
ただ、一人で勉強するとなると、それなりに難しい点はありそうです。また、中国語の場合、中国語特有の難しさもありそうです。具体的にどんな問題があるのか、検討してみましょう。
勉強方法がわからない
外国語の勉強では、どうやって勉強したらいのかわからずに困っている人は多そうです。実際、語学の学習に慣れていない人は、何から手をつけていいのか判断する事すら難しいでしょう。
人に聞ければいいのですが、学習手順について親切に教えてくれる人を身近で見つけるのも簡単ではありません。身近に助言をくれる人がいないと、途方にくれてしまいそうです。
どの程度勉強すればいいかわからない
どの程度学習したらどの程度の力が付くのかを、事前に見積もっておくのは大事なことです。そうしないと、継続して学習する事は難しいでしょう。
何の目標も持たずにひたすら勉強しろと言うのは、かなり酷な話ですよね。挫折する確率も高くなります。少なくとも、私にはそんなことできません。
どの教材を選んでいいかわからない
教材を選ぶのが難しいというのも独学が難しい理由の一つでしょう。中国語がある程度できる人なら、どんな教材がいいのかは判断ができます。しかし、これから学ぼうと言う人が、優れた教材を選ぶのは不可能です。教材を選べないのでしたら、独学なんてやりようがありませんよね。
もちろん、あてずっぽうに選ぶ事は可能です。でも適当に選んだら、変な教材にあたる確率も低くありません。市販の教材は、はっきり言ってピンキリですから。変な教材に当たる確率も小さくありません。
そんな教材にあたったら、悲惨です。
自分の発音のチェックができない
中国語は発音が難しい言語です。CDの音声などを真似する事は可能ですが、正しい発音が身に付いたかどうか確認するすべがありません。
最初に変な発音を身に着けてしまうと、将来的に矯正するのも大変です。中国語を独学すると言う事は、こういうリスクを負うことになります。
自分の作文のチェックができない
作文のチェックができないのも、独学の大きな問題点です。
一見正しそうな文でも、ネイティブスピーカーに見せると間違っている事がよくあります。文法的には正しそうでも、そういった表現はしないことも多いのです。
こういったチェックは独学では不可能に近いと考えていいでしょう。
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